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現役JFL選手・西山雄介がチャレンジする3足のわらじ、その狙いとは?

セカンドキャリア西山雄介
プロフィール

西山雄介(にしやまゆうすけ)1994年生まれ
出身:東京、ポジション:DF
サッカー歴:横河武蔵野ユース⇒山梨学院大学⇒ヴァンフォーレ甲府(特別指定選手)⇒Y.S.C.C.⇒ガイナーレ鳥取⇒東京武蔵野ユナイテッドFC
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現在の状況について

今はどんなお仕事をされているんですか?

JFLの東京武蔵野ユナイテッドFCでプレーを続けながら、東京都内にある不動産ベンチャー企業で働いています。

どういった経緯でいまの仕事にたどり着いたんですか?

ガイナーレ鳥取に在籍していた時に、知人からアスリートのセカンドキャリア支援を行っている日本営業大学の中田学長ご紹介いただきました。その頃、現役の内にサッカー界以外の情報収集をしたいと考えていたところでした。中田学長にサッカー選手としての状況や、その後の考えなどをお話したところ「収入の基盤を作りながらサッカーも、新たなチャレンジも、ビジネスマンとしての経験もやってみたら」とアドバイスをいただきました。「いま可能性を絞る必要ないんじゃない」って。また、アスリートの雇用を推進している企業のご紹介もいただき、その企業に興味を持ったのがきっかけです。

引退を意識されていたんですか?

いえ、まだまだサッカー選手として高いレベルを目指していますが、同時に引退後のことも考えておきたいなって思っていました。これまで周りの選手をみているとサッカーだけに集中している分、いざ契約できませんってなってから苦労している印象があったので。みんながみんなそうではないと思いますが、自分の場合そのタイミングで次を考えるのでは遅いかなって。

不動産関連の企業で働かれているんですか?

はい。ご紹介いただいた企業のひとつに不動産関連の企業のGATES株式会社がありました。代表の関野さんと話す機会をいただいたところ「サッカーをやりながらビジネスマンとしての経験もうちでチャレンジしてみたら」と言っていただきました。事業も拡大中にあり企業の成長過程を経験できる貴重な機会だなって思い採用試験にチャレンジしました。ありがたくも採用いただき、アスリート社員枠で働いています。こういった取り組みが増えてくると、新しいサッカー選手像が確立されて、仕事をしながらの選手や、仕事を意識しながらのサッカー選手も増えてくると考えています。現在は研修を終え、営業一部(仕入れ業務などを行う)へ配属となりました。毎日新しいことが覚えられてとてもやりがいがあります。ここで活躍できれば、サッカー選手の需要も高まると思いますので責任を感じながら結果にこだわっていきたいと思います

他に選択肢はありましたか?

まだ色々と模索中ですが、サッカーに関わる仕事もしたいのでメンタルトレーナーの資格を取得しました。まだメインの仕事にはできないですが、ここから数年は自分の可能性を捨てず、サッカー選手として、トレーナーとして、ビジネスマンとしての経験を積み上げていければと考えています

サッカーも現役でプレーされているんですね?

はい。現在もJFLの東京武蔵野ユナイテッドFCに所属しています。日中は仕事をして、夜に移動してトレーニングを行っています。大変な時もありますが、どちらも全力で充実しています。

サッカーキャリアやサッカー感について

サッカーキャリアを教えていただけますか?

小学生から地元のサッカーチームで始め、高校年代では横河武蔵野ユースに所属しました。
街クラブでありながらクラブユースサッカー選手権で関東代表として出場するなど実績をそこそこ残せました。関東の強豪大学からもお声がけいただいていましたが、これからチーム強化を掲げていて、ヴァンフォーレ甲府と提携していたことや早くから出場できる可能性も高いと感じ、山梨学院大学を選択しました。大学時代にヴァンフォーレ甲府の特別指定選手に選んでいただきましたが、大学卒業時には正式契約に至らずY.S.C.C.に入りました。その後ガイナーレ鳥取へ移籍し2年半プレーした後、現在の東京武蔵野ユナイテッドFCでプレーしています。

山梨学院大学でのサッカーはいかがでしたか?

毎日良い環境でトレーニングに励みヴァンフォーレ甲府への練習参加なども経験できました。自分のサッカーキャリアを積み上げていくにあたりとても良い経験でした。少しずつ評価してもらい特別指定選手に選ばれました。ここまでの努力が実ったと実感して本当に嬉しかったです。その後、甲府とは正式契約には至らなかったんですが、J3のY.S.C.C.へ入団することができました。

このタイミングでサッカーとお仕事両方やろうと思った理由は何ですか?

はい。Y.S.C.C.在籍2年目の夏にガイナーレ鳥取からオファーをもらい移籍しました。シーズン途中の移籍でしたが半年間の活躍が認められ改めて複数年契約を結びました。2年目あたりから少し出場機会が減ってきた際に、レベルアップの為にも試合に出られるチームを探したいって考えていました。そのタイミングで引退も考えましたが、サッカーって今しかできないかなって思いと、両親とも相談し、やれるならもう少しやってみようかなって。代理人に何チームか紹介頂きましたが、ユース時代に所属した東京武蔵野ユナイテッドFCでもう1度自分のため、チームのためにも活躍出来たらなって思いました。個人的にはJ3とJFLのレベル差はあまりないかなって感じていました。であればサッカーをやりながらもビジネスの経験も積めるJFLで勝負しようと決意しました

よりよいセカンドキャリア準備のために

サッカーを通して身に着けられたと思うことはありますか?

そうですね。とにかくやってみる、上手くいかなければ修正してもう一度試す。その繰り返しは意識してきました。新しいチームでのプレーも、新しい仕事でもそうですが何事も行動を起こすことで課題が見つかったり、自分の得意・不得意が分かってくると思います。また、トライアンドエラーを続けることで思考力向上やメンタル強化にもつながるとも考えています

何かが出来たうえで元サッカー選手って肩書が活きてくる場面は沢山あると思います

現役中は周りもサッカー選手ばっかりなんで社会に出たら価値があるって気付けないんですよね。例えば営業の仕事をするにしても仕事を頑張るのは当たり前ですが、お客様と関係を築く過程で積極的にアピールはしませんがJリーガーだったって話しになると信頼度が増したり、自分の人となりを気に入ってもらえたりすることもありますから。

現在サッカーを頑張っている方々へアドバイスをお願いします

はい。時間を無駄にしないことですね
サッカー以外の時間って結構あると思うので。24時間全てをサッカー費やすって考え方でもいいと思います。自分にはそれは向いてませんでした。その時々の状況に合わせて判断をすればいいと思いますが、長い目で考えて自分の人生が豊になるための選択をしていければいいんじゃないでしょうか。
例えば、目の前の判断をする際はどちらを選択することが10年後、人としての魅力が高まるか?で考えるようにしています。人生はサッカーだけではありませんから。もちろんサッカー選手として活躍したい、J1を目指したいって気持ちはあるのでサッカーの映像をみたり、体のケアなどに時間を費やすこともあります。ですが、それ以外の時にはトレーニングが終わったらすぐに勉強をしたり、サッカー界以外の方に会うこともあります。とにかく選手としての成功を目指しながらも、10年、20年後を見据えた行動も気にかけてみてください。頭の片隅にその考えがあるだけで情報の取り方や考え方、行動も変わってくると思うので。また、その行動がサッカー選手としての向上に繋がる部分もあると信じています。

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